梅田 悟司 著 | 日本経済新聞出版社 | 256p | 1,500円(税別)


1.「内なる言葉」と向き合う
2.正しく考えを深める「思考サイクル」
3.プロが行う「言葉にするプロセス」


【要旨】リポートや報告書、メールなどの「書く」場面、あるいはプレゼンや口頭での報告、営業・商談など「話す」場面が頻繁にある、ほぼすべてのビジネスパーソンには「言葉」を使った円滑なコミュニケーションが求められているといえる。日常生活でも言葉で物事を伝えることが重要になることは言をまたない。相手に自分の意図がうまく伝わらない、納得してもらえないなどの悩みを抱える人も多いのではないだろうか。本書では、言葉には外に出ていく「外に向かう言葉」と、自分の中での思考に用いる「内なる言葉」の二つがあることを指摘。後者を鍛えることで、前者に重みと深みが出るとしている。その上で内なる言葉の鍛え方、さらにそれを外に向かう言葉に変換する際のテクニックを具体的に指南している。著者は数々のヒットCMも手がける電通のコピーライター、コンセプター。

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