マイケル・ダントニオ 著 | 高取 芳彦/吉川 南 訳 渡辺 靖 解説 | クロスメディア・パブリッシング | 382p | 1,780円(税別)

解説 「ドナルド・トランプ」という怪物
プロローグ
1.クロンダイクからブルックリン、クイーンズへ
2.少年王ドナルド
3.見習い時代
4.恐怖都市
5.ドナルド、ミッドタウンを救う
6.トランプ、タワーを建てる
7.セレブへの仲間入り
8.だまされる者の国のトランプ
9.運の尽き
10.トランプ、見世物になる
11.ニュー・トランプ
12.トランプ、出馬する
13.トランプ、テレビショーに出演する
14.「私の美点の一つは……」
15.その悪評は海外でも
エピローグ ドナルド・トランプを理解するために 

【要旨】世界中の少なくない人々が、2016年のもっとも衝撃的な出来事として、米大統領選挙でのドナルド・トランプ共和党候補の勝利を挙げるのではないだろうか。不動産王の億万長者として知られていたドナルド・トランプ氏は、選挙戦を通して、またそれ以前から、人種・民族差別、女性蔑視ととられる“暴言”を繰り返すとともに、「偉大なアメリカ」を掲げナショナリズム、保護主義色の強い政策を訴えてきた。同氏が共和党候補に名乗りを上げた段階で米国で上梓された本書は、それまでの半生をたどることで、数々のエピソードや発言からドナルド・トランプという人物の真実に近い姿を浮かび上がらせたノンフィクション。ピュリッツァー賞受賞歴もあるフリージャーナリストの著者が、自らの長期間にわたる本人や関係者へのインタビューをもとに3年の歳月をかけて書き上げたものである。

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