【海外雑誌】新たな役割を果たすCFO（Dialogue）

【要旨】社内の各職種には、それぞれステレオタイプのイメージがある。財務担当のそれは、おそらく保守的で堅実、リスクに対して慎重で細部にこだわる、といったところだろうか。しかし、本記事で紹介される未発表の研究結果によれば、CFO（最高財務責任者）をはじめとする財務プロフェッショナルは、少しずつ変わってきているという。大局的かつ進歩的に物事を考え、大胆な戦略を描ける、新しい財務プロフェッショナルが現れてきている。本記事では、20人の財務プロフェッショナルを対象に行われた調査結果を示しつつ、これから財務がどう変わっていくかを企業経営との関わりも含めて論じている。筆者のベン・ウォーカー氏は、Dialogue誌編集長。