新井 信昭 著 | 新潮社 | 190p | 1,300円(税別)

はじめに 「知財」は本当に、あなたに関係ないものですか?
1.特許出願は「アイデアを盗んでください」と、全世界に宣言すること
2.アイデアは「見せない、出さない、話さない」
3.知財の法廷に、大岡越前はいない
4.アイデアの「現場」に魔の手が迫る
5.『知財コミュニケーション力』という武器
6.アイデアの「絶対領域」で勝利をつかめ!

【要旨】多くの企業では、新しく開発された技術アイデアは、できるだけ早く特許出願をしてライバルによる盗用から守ろうとするのが一般的だろう。しかし、実は出願された特許の内容はインターネットに公開されており、世界中の人が自由に見ることができるのだという。「知財コミュニケーター」の肩書で活躍する本書の著者は、海外へのアイデア流出により日本のモノづくりが衰退した一因に、この特許公開があると指摘する。本書では、こうした事態を防ぐとともに、知財を戦略的に利用し、競争力を高める方法について、タイトルにあるサントリーの緑茶飲料「伊右衛門」やコカ・コーラを始めとするさまざまな事例を紹介しながら探っている。著者は(株)グリーンアイピー代表取締役、知財コミュニケーション研究所代表。東京農工大学大学院とものつくり大学で非常勤講師(知財戦略論)も務める。

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