(原題)4D Leadership: Competitive Advantage Through Vertical Leadership Development |
Alan Watkins 著 | Kogan Page | 248p

1.VUCA環境下で深刻化するリーダーシップの課題
2.〈それ〉次元のレベルを上げる成長
3.〈私〉次元のレベルを上げる成長
4.円熟した大人のもつ未開発の潜在力
5.〈私たち〉次元のレベルを上げる成長
6.〈私たち〉次元における人間関係の成功の秘訣

【要旨】ますます不確実性と複雑さを増す現代の経営環境のもとでは、これまでより成熟したリーダーシップが求められるのではないか。複雑で変化の激しい状況を公正、正確に捉え、的確な意思決定をするには、全人格的アプローチが必要となる。本書では、そうした成熟したリーダーシップモデルを「四次元リーダーシップ」と名づけている。現代思想家のケン・ウィルバーの唱えた統合理論をもとにしたこのモデルは、自己の内面(〈私〉)、人間関係(〈私たち〉)、行動(〈それ〉)という三つの側面をバランスよく強化していくものである。本書では、モデルの解説とともに、事例を挙げながら、どのように育てていけばいいかを詳しく説明している。著者は、コンサルティング会社Complete Coherenceの創業者でCEO、インペリアル・カレッジ・ロンドン元名誉上級講師。神経科学、生理学、システム理論などを駆使しながらコンサルタントとして活躍している。

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