松林 薫 著 | 晶文社 | 280p | 1,600円(税別)

1.ネットで変わったジャーナリズム
2.ネット情報を利用する前に
3.ネット情報の利用術
4.高度な読み方、活用法
5.メディアのこれから

【要旨】3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

英オックスフォード大学出版局は、2016年の言葉に「POST-TRUTH(ポスト真実)」を選んだ。「真実がどうでもよくなった時代」とも訳せるこの言葉が選出されたのは、英国EU離脱や米大統領選で不正確な喧伝やデマ情報が飛び交ったことに由来する。また、日本では同年、DeNAが運営する情報サイトが記事内容の虚偽や盗用を理由に閉鎖される騒ぎもあった。このようにメディアが信頼を失いつつある今日、また紙からネット主体にメディアの手段や質が大きく変化してきている現代において、私たちはどのようなメディアリテラシーを身につけていけばよいのか。本書では、変化とともにそもそもメディアが持つ特質を踏まえ、私たちがネットニュースに代表される新しいメディアにどう向き合うべきかを、著者の経験も踏まえ論じている。1973年生まれの著者は元日本経済新聞記者で、2014年11月に株式会社報道イノベーション研究所を設立。関西大学総合情報学部特任教授も務める。

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