(原題)The Supply Chain Revolution: Innovative Sourcing and Logistics for a Fiercely Competitive World | Suman Sarkar 著 | AMACOM | 240p

1.SCMとソーシングで増収を狙う
2.効率的な手法でビジネスリスクを減らす
3.ソーシングの対象になっていなかった領域で収益アップをめざす
4.ソーシングによって競争優位を勝ち取る

【要旨】3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

アマゾンやアップル、ザラなどの成功によってサプライチェーン・マネジメント(SCM:原料調達から生産、商品やサービスを顧客に届けるまでの一連のヒト、カネ、モノの流れを管理する手法)の重要性が徐々に認識されるようになってきている。しかしながら本書の著者によれば、その手法はこの20年間ほとんど変わっておらず、業種により濃淡はあるが、中にはSCMを単なるコスト削減の手法としか捉えていない経営者も多いようだ。本書では、SCMやソーシング(調達・外注管理:最適な調達・外注先を選び、管理する手法)を、リスクを軽減して収益を伸ばし、競争優位を勝ち取るための戦略的手段と位置づけ、豊富な事例をもとにその改革の方向性を探っている。著者は、スリーエス・コンサルティングのパートナー。前職のA.T.カーニー時代を含め、20年以上にわたり世界のリーディングカンパニーのコンサルティングを行ってきた。

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