『バスドライバーのろのろ日記』
-本日で12連勤、深夜0時まで時間厳守で運転します
須畑 寅夫 著 | 三五館シンシャ | 208p | 1,430円(税込)


まえがき 「なんでわざわざ運転手に?」
1.バスドライバー、その哀しき日常
2.愉快でアヤシイ乗客たち
3.バスドライバーだって人間だもの
4.さらば、愛しのバスドライバー
あとがき 偉くもなく、華々しくもない人生


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

通勤・通学、買い物などの「足」として、特に鉄道が行き渡っていない地方において欠かせないのが「路線バス」だ。だが、バス業界もご多分にもれず人手不足に悩んでいるようだ。
公益社団法人日本バス協会の2021年10月の調査では、885社のバス会社のうち56%の493社が「運転手が不足している」と回答したという。

本書では、神奈川県の大手私鉄系バス会社にドライバー(運転士)として勤めていた著者が、幼少期からの「憧れの職業」であったバスドライバーに47歳で高校教師から転職、59歳の時に退職を余儀なくされるまで、バスドライバーとして体験したさまざまなエピソードを、ユーモアを交えて語っている。
著者は大学卒業後、公立中学校に臨時的任用教員として就職するが、やりがいを見失い、29歳で退職。専門学校や塾の講師を経て、36歳で高校の社会科講師に。その後、幼いころからの夢であった「乗り物の運転手」になりたいという気持ちが頭をもたげ、家族(妻と二女)を説得し憧れの職業に就く。

著者は1962年、神奈川県生まれ。バス運転士を12年間勤めた後に退職、現在は施設警備員として働く。なお、本文中の社名および人名はすべて仮名である。


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