『校閲至極』
毎日新聞校閲センター 著 | 毎日新聞出版 | 256p | 1,760円(税込)


1.校閲って何?
2.同音の語があふれている
3.カタカナ語の落とし穴
4.「いかにもありそう」が命取り
5.問題は言い回しにあり!?
6.辞書の中の奥深い世界
7.ところ変われば……
8.名前は唯一無二のもの
9.確認は文字だけ? いえ無限です


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2014年刊行の宮木あや子作の小説シリーズ『校閲ガール』、それを原作として2016年に放映されたテレビドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』により、新聞・出版業界になくてはならない「校閲」という仕事が一般にも認知されるようになった。
実際に働く人たちはどんなことを考えているのだろうか。

本書は、『サンデー毎日』にて2018年6月10日発行号から現在も連載中のコラム「校閲至極」から74編を選りすぐって集めて書籍化したもの。主に毎日新聞を担当する現役の校閲記者たちが交代で、誰にでも読みやすく正確に伝わることを目指す「新聞の日本語」や、校閲の技術、文字や言葉の話題などを綴っている。
ダイジェストで紹介する3編では、何気なく意味を取り違えて使ったり、ニュアンスに無自覚に言葉を使うことで、読者に思わぬすり込みが滑り込む危険性などを指摘している。

著者の毎日新聞校閲センターは2023年現在、東京本社に東京グループ、大阪本社に大阪グループと分かれ、新聞校閲作業を分担している。紙面やウェブサイト「毎日ことば」(現・毎日ことばplus)、雑誌など多様な媒体で情報を発信。


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