『FRBの仕組みと経済への影響がわかる本』
工藤 浩義 著 | 日本実業出版社 | 192p | 1,980円(税込)


1.FRB(連邦準備制度理事会)とはどのような組織で、何を目的にしているのか
2.3年先までの政策がわかる「FOMC経済見通し」(SEP)の読み方
3.FOMC直後に行われるFRB議長の記者会見は必見!
4.FRBの金融政策が世界経済に影響を与える
5.FRBの目的(1)「雇用の最大化」ー「雇用統計」に敏感になると動きが読める
6.FRBの目的(2)「物価の安定」ー物価についてどう見ているのか
7.FRBの政策に影響を与えるその他の経済指標


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

ほとんどの国や地域に「中央銀行」が設置されている。日本銀行など、通貨発行、政策金利の決定といった国や地域の金融政策の中核となる機関である。
その多くの名称に「~銀行」とつくが、米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は、その慣例にならわない。FRBは「組織」ではなく「制度」だからだ。

本書では、世界経済に大きな影響力のある米国FRBの、中央銀行としては独自の仕組み、役割、経済政策の考え方・読み方、経済への影響等をわかりやすく解説している。
FRBは1913年に成立した連邦準備法に基づき設立された組織で、12の連邦準備銀行(地区連銀)、連邦公開市場委員会(FOMC)とともに「連邦準備制度」(FRS)を構成する。FRBのメンバーは、大統領から指名された7名の理事であり、やはり大統領が指名する議長は、世界経済を左右するきわめて重要な役職である。

著者は金利為替市場コメンテーター、金融翻訳家。銀行にて融資・預金業務やSWIFT・コルレス業務など外国為替業務を担当した後、金融情報サービス業QUICK(日本経済新聞社グループ)、米企業ブリッジニュース社を経て現職。


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