『1976年の新宿ロフト』
平野 悠 著 | 牧村 憲一 監修 | 星海社(星海社新書) | 224p | 1,540円(税込)


1.ロフト創業~新宿ロフトオープンまで(1971年~1976年)
2.1976年の新宿ロフト 平野悠×牧村憲一 対談
3.80年代の憂鬱 市民権を得た日本のロックは大躍進を遂げ、マイナーからメジャーへ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2021年に、日本を代表するロック&ポップス系のライブハウス「ロフト」グループは創立50周年を迎えた。
その50年間に日本の音楽シーンは大きく様変わりしたが、その進歩を支えた柱の一つが、集客や経営に苦労しつつも、今では“大御所”の数々のミュージシャンに場を与えた同グループだったのは間違いない。

本書では、ロフトグループの創業者が、今も営業を続ける新宿ロフトの1976年の開店まで、さらに自身が解散を宣言し新宿ロフトだけを残して放浪の旅に出る1984年までを、数々の興味深いエピソードとともに語っている。
ロフトは現在に至るまで、芸能界のしがらみやレコード会社の戦略とは無縁のまま、新たな音楽ジャンル、新興のムーブメントを支持する立場を貫いてきた。

著者は1984年から海外でのバックパッカー生活、ドミニカ共和国での日本レストランと貿易会社設立を経て90年代初頭に帰国。1995年、世界初のトークライブハウス「ロフトプラスワン」をオープン。監修者の牧村憲一氏は音楽プロデューサーで、山下達郎、大貫妙子、竹内まりやなどの制作・宣伝、フリッパーズ・ギター(小沢健二と小山田圭吾を中心としたバンド)などのプロデュースを手がける。なお、ダイジェストでは平野氏と牧村氏の対談パートからも取り上げている。


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