『テレビ局再編』
根岸 豊明 著 | 新潮社(新潮新書) | 224p | 880円(税込)


序.テレビは若者に支持されているか
1.成熟の汎テレビ時代 1980~90年代
2.デジタルの時代 2000~2010年代
3.新たな覇者、インターネット 1990年代~
4.インターネットと、放送の自律
5.テレビ経営の現在位置
6.ネットワークは誰が救うのか
7.「テレビ局再編」を考えるヒント
8.テレビの価値再発見 2023
9.203Qのテレビ局再編
終.テレビは終わらない


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

若者の「テレビ離れ」がいわれて久しい。インターネット業界ではGAFAMに加え、動画配信サービスのユーチューブ、ネットフリックス、アマゾン・プライムなどが台頭して広告料や課金収入を伸ばしている。
一方、人口減少、少子高齢化の影響もあり広告収入の減少が予想されるテレビは、どんな未来を描けばいいのか。

本書は、長くメディア界の覇者であったテレビについて、日本における70年の歴史を振り返り、今後、動画配信サービスを始めとするテレビ以外のメディアと伍していくための戦略について、「テレビ再編」を軸に考察している。
系列地方局を、放送エリアを超えて統合する「ブロック統合」や、認定放送持株会社が多くの地方局を保有する「持株会社見直し」のほか、同じエリアにある他系列の地方局同士が合併・統合する「1局2波」の考え方もあるようだ。

著者はジャーナリスト、メディア研究者。1957年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。日本テレビにて編成、報道、メディア戦略に従事し、同社取締役執行役員、札幌テレビ社長を歴任した。


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