『知的複眼思考法』
-誰でも持っている創造力のスイッチ
苅谷 剛彦 著 | 講談社(講談社+α文庫) | 384p | 968円(税込)


序.知的複眼思考法とは何か
1.創造的読書で思考力を鍛える
2.考えるための作文技法
3.問いの立てかたと展開のしかた―考える筋道としての〈問い〉
4.複眼思考を身につける


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

超高齢社会、人手不足、気候変動、円高・インフレ(デフレ)、Z世代など、時代状況を表すキーワードを「常識」と捉え、ものごとの原因をそれらの言葉“だけ”で語っていないだろうか。
そのような習慣がついているとしたら、自分の頭で考え、複雑で常に変化する現代社会を読み解くのは難しいかもしれない。

1996年に単行本の初版が発行され、今に至るまで思考法の名著の一つとして読み継がれる本書では、全国の大学生が選出する「ベストティーチャー」に選ばれたこともある社会学者が、常識や紋切り型の思考にとらわれずにものごとを考える「知的複眼思考」について詳説している。ある対象について、ひとつきりの視点ではなく、二つ以上の複数の要素を見抜き、それに人や出来事などがどう関係しているかを探ることで、本質を見きわめるとともに、創造力を発揮することにもつながるという。

著者はオックスフォード大学教授。ノースウエスタン大学客員講師、放送教育開発センター助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て現職。


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