アンジェラ・ダックワース 著 | 神崎 朗子 | ダイヤモンド社 | 376p | 1,600円(税別


1.「やり抜く力(グリット)」とは何か?なぜそれが重要なのか?
2.「やり抜く力(グリット)」を内側から伸ばす
3.「やり抜く力(グリット)」を外側から伸ばす


【要旨】スポーツ、芸術、ビジネスなど、さまざまな分野で成功し、偉大な業績を残す人たちは、それ以外の人と何が違うのか。生来の才能と考える人も多いことだろう。だが本書の著者、ダックワース教授は研究の結果、才能よりも重要な要素があることを突き止めた。それが「情熱」と「粘り強さ」からなる「やり抜く力(グリット:GRIT)」だ。グリットは米国教育省の報告書が教育の最重要課題として提唱、グーグルがグリットの強い人材を積極的に採用し始めるなど、各界で大きな注目を集めている。本書では、同教授による調査結果、独自に開発した「やり抜く力」を測る「グリット・スケール」、誰にでも応用可能なグリットの開発方法などが詳しく解説されている。著者はペンシルベニア大学心理学部教授で、2013年にマッカーサー賞(別名「天才賞」)を受賞している。

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