松丘 啓司 著   | ファーストプレス | 2016/10 | 160p | 1,500円(税別)

1.アメリカ企業が人事評価を廃止する理由
2.新たなパフォーマンスマネジメントの姿
3.日本企業における課題
4.マネジャーのためのチェックリスト

【要旨】現在、日本の多くの企業で、成果主義に基づく年度、あるいは半期ごとの人事評価が行われている。こうした評価制度は、もとは米国の企業で一般的に行われているのを取り入れたものであり、旧来の年功序列よりも合理的で優れているとされてきた。しかし、ここにきて米国企業の間で年次での人事評価制度を見直す動きが出てきており、改革が進められているのだという。本書では、そうした米国での改革の中身(パフォーマンスマネジメント改革)を紹介するとともに、それが何をめざしているのか、企業経営のかたちをどのように変えていくのかを論じている。日本企業にも必要とされるこの改革の要諦は、目標設定とフィードバックの頻度を増やし、コラボレーションを前提とすることだ。著者はエム・アイ・アソシエイツ株式会社代表取締役。同社は内発的変革をテーマに企業研修とコンサルティングサービスを行っている。

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