高城 剛 著 | 集英社 | 240p | 1,400円(税別)

1.なぜシンガポールは短期間で観光収入を3倍に増やせたのか?
2.マニラ急成長の秘密と、マカオ衰退の理由
3.世界一のカジノ国フランス
4.90年代ラスベガスの成功と、近年のニューヨーク州のラスベガス化戦略
5.世界のカジノから日本は何を学び、何を生かすべきなのか?

【要旨】2016年12月15日、「カジノを含む統合型リゾート(IR)の解禁に向けたIR推進法案(通称・IR推進法案、またはカジノ法案)」が衆議院本会議で可決され成立、12月26日に新法が公布され、即日施行された。政府はそれから1年以内をめどにIR実施法案を策定、国会に提出する予定だ。IRの推進については、ギャンブル依存症への危惧などから反対論も根強い。しかし、推進派も含め、IRとカジノの違いが十分に理解されていないと、本書の著者は指摘する。本書では、シンガポールをはじめとする世界のIRの成功事例、ラスベガスやマカオなどのカジノ盛衰の経緯などを詳しくリポート。日本でのIR導入の成否のポイントを提言している。著者は、かつてハイパーメディアクリエイターとしてメディアの枠を超えて活躍。2008年から拠点を欧州に移し、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍している。

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