木山 泰嗣 著 | 大和書房 | 248p

序 熟考する力とは?
1.解釈の視点
2.事実認定の視点
3.評価の視点
4.結論の視点
5.主張を読解する視点
6.反応する技術

【要旨】ツイッターをはじめとするSNS、LINEなどのメッセンジャーの爆発的普及により、現代人は、自分の考えを素早く短文で発信し、それに深く考えずに即対応することが求められる傾向にある。一方で国内外の諸問題は複雑で予測不能になる一方であり、さまざまな要素を勘案して深く考えなければとうてい解決が不可能だ。本書では、法律家(裁判官、検察官、弁護士)が実務のツールとして常に用いている法的思考(リーガルマインド)を解説することで、深く、正しく、慎重に物事の真偽や正当性、最善の行動などを判断するための思考法のヒントを提供。法律家は法解釈と事実認定から結論を導く「法的三段論法」を駆使して「熟考」しているのだという。著者は弁護士から大学教員になり、現在、青山学院大学法学部教授(税法)、同大学大学院法学研究科ビジネス法務専攻主任を務める。

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