(原題)Welcome to the jungle | Anders Indset 著 | LID Publishing Ltd. | p16-19

【要旨】長らく続いてきた資本主義経済の仕組みが、ここにきて大きく変化しようとしていると感じることはないだろうか。インターネットが世界のあらゆる場所につながり、SNSの広がり、AI(人工知能)の進化、シェアリングエコノミーの登場など、これまでに考えられなかった変化が同時多発的に生じている。こうした状況の変化に対応した新しい資本主義経済を、本記事の筆者は「ワイルド資本主義」と名づけている(ワイルド〈wild〉には、「制限のない」「大胆な」「突飛な」といった意味が込められていると思われる)。特集「資本主義を再認識する(Capitalism reimagined)」の冒頭を飾る本記事では、新しい時代の経済ではカネやモノよりも知識やアイデアの流れが重要になることを指摘しつつ、取引や経営組織、労働、教育などがどのように変わってきているかを概観している。筆者はノルウェー生まれの「ビジネス哲学者(business philosopher)」。投資家、起業家でもある。

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