国末 憲人 著 | 講談社(講談社+α新書) | 224p | 860円(税別)

はじめに 欧州が欧州でなくなるとき
1.イスラム過激派の世界から
2.『服従』の共和国
3.デカダンスの10年、迷走の40年
4.先細りする外交大国
5.国民戦線はなぜ台頭したか
6.マリーヌ・ルペン 権力への道
7.悪魔は本当に去ったのか
8.分断、排除、ノスタルジー
9.ワシントン・パリ・モスクワ枢軸
10.混迷の春
11.ロシア色に染まるフランス
おわりに 近ごろ世界で

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

フランス第25代(第五共和政第8代)大統領を決める選挙では、2017年5月7日に決選投票が行われ、エマニュエル・マクロン氏が勝利した。敗れたのは国民戦線のマリーヌ・ルペン党首である。極右政党とされ、移民排斥や反EUを掲げる国民戦線とその党首が、大衆の支持を得て決選投票まで残り、33.9%得票した事実は、フランス国内のみならず国際社会に大きなインパクトを与えた。前年のトランプ米国大統領誕生や英国EU離脱国民投票と同じく反グローバリズムとポピュリズムの広がりを示すものと捉えられたからである。フランス2017年大統領選直前に出版された本書では、国民戦線と初代党首ジャン=マリーと2代目マリーヌのルペン父娘の動きを中心にフランスと欧州、そして世界の情勢を分析。今後の世界がポピュリズム・権威主義にどのように立ち向かっていくべきかを論じている。著者は、朝日新聞GLOBE編集長、青山学院大学文学部フランス文学科非常勤講師を務めるジャーナリスト。朝日新聞でパリ特派員、パリ支局長などを歴任した。

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