ハリー・コリンズ 著 | 鈴木 俊洋 | 法政大学出版局 | 230p | 2,800円(税別)
原題:ARE WE ALL SCIENTIFIC EXPERTS NOW?(2014)

序 専門知の危機の高まり
1.世界が感じていることと学者たち
2.専門家
3.市民の懐疑論
4.市民の警笛鳴らし
結論 我々みんなが専門家なのか?

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

一般人であってもあらゆる情報にアクセスできる現代では、インターネットで専門知識を手に入れ「専門家」となるのは難しくないように思える。一方で、科学の粋を集めた原子力発電は放射性廃棄物という負の遺産を残し、航空機事故はなくならず、癌をはじめとする不治の病も撲滅されない。かつて人々の間に厳然と存在した科学への信頼と期待は、現代では失墜しているともいえる。専門家と一般人の間の垣根は低くなり、誰もが、あたかも専門家であるかのようにコメントをしたり、意見を言うようになってきている。本書では、誰でもすぐに科学の専門家になれる時代、というのは真実なのか、「科学社会学」の視点から分析している。「専門知」とその獲得方法を分類し、事例を挙げながら検証を進める著者は英国の科学社会学者でウェールズのカーディフ大学教授。科学論の「第三の波」提唱者として、また重力波物理学コミュニティーの研究でも知られている。

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