ジョージ・A・アカロフ/ロバート・J・シラー 著 | 山形 浩生 | 東洋経済新報社 | 400p | 2,000円(税別)

まえがき 経済はごまかしに満ちている
序.みんな操作されてしまう:釣りの経済学
1.人生至るところ誘惑だらけ
2.評判マイニングと金融危機
3.広告業者、人の弱点を突く方法を発見
4.自動車、住宅、クレジットカードをめぐるぼったくり
5.政治でも見られる釣り
6.食品、医薬品での釣り
7.イノベーション:よいもの、悪いもの、醜いもの
8.たばこと酒と釣り均衡
9.倒産して儲けを得る
10.マイケル・ミルケンがジャンクボンドを餌に釣り
11.釣りと戦う英雄たち
結論 自由市場のすばらしい物語を見直そう
あとがき 釣り均衡の重要性

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

有名なアダム・スミスの「見えざる手」理論からすれば、自由市場システムのもとでは、我々一人ひとりが利益を追求することで経済が成長し、多くの人に幸福がもたらされるはずだ。しかし、現実には人の弱みや感情、勘違いなどにつけこむ「釣り(Phish)」が横行し、損をさせられたり、欲しくもないものを買わされたりすることが多い。本書では、そうした「釣り」の手口や、それに引っかかる「カモ(Phool)」の心理などを分析。商取引や金融、健康問題、政治など幅広い分野の豊富な事例を挙げながら、「見えざる手」では説明しきれない、現実の社会経済システムについて論じている。著者のジョージ・A・アカロフ氏は、米国ジョージタウン大学教授で2001年のノーベル経済学賞受賞者。ロバート・J・シラー氏は米国イェール大学スターリング経済学教授で、2013年ノーベル経済学賞受賞者。二人の共著に『アニマル・スピリット』(東洋経済新報社)がある。

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