野崎 昭弘 著 | 中央公論新社(中公新書) | 240p | 720円(税別)

1.議論の種々相
2.強弁術
3.詭弁術
4.論理のあそび
付.鏡をめぐっての会話

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

職場における会議やプレゼン、商談に加え、SNSやネットニュースのコメント等々、議論や相手を説得しようとする場面が増えている。その際に自分では意識しないまま、強弁したり詭弁を弄してはいないだろうか。あるいは、詭弁や強弁に押し切られたり騙されたりすることは? 本書では、そうした事態を防ぐために、詭弁や強弁と、正しい論理の違いを明らかにする。詭弁・強弁の正体を理解することで、“論破”や罵倒・中傷などを排した、議論を楽しむ「ゆとり」が生まれる。本書には、「論理のあそび」を味わうためのパズルも多数掲載されている。著者は現在、大妻女子大学名誉教授。情報数学を専門とし、山梨大学、国際基督教大学、大妻女子大学、サイバー大学の教授を歴任した。なお、本書は1976年10月に初版が発行され、64版を経た名著の改版である。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。