安西 洋之/八重樫 文 著 | クロスメディア・パブリッシング | 208p | 1,680円(税別)

1.まず、デザインの世界潮流をつかむ
2.ヨーロッパはこう動いている
3.あらためて、ビジネスにおける「デザイン」とは?
4.意味を変える戦略
  「デザイン思考」と「デザイン・ドリブン・イノベーション」
5.「意味のイノベーション」を実践するには
終.デザインだけではない、ビジネスにイノベーションを起こす試み

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

イノベーションの必要性を感じていながら、その方法がわからない、あるいは技術開発に投資する余力がない、という企業は少なくないのではないか。日本では米国発の「デザイン思考」がもてはやされるが、欧州ではデザイン思考に加え「デザイン・ドリブン・イノベーション」というアプローチが注目されているという。イタリアのミラノ工科大学ロベルト・ベルガンティ教授らが提唱し、EUのイノベーション推進プログラムにも採用されているこのアプローチは「意味のイノベーション」を引き起こすためのものだ。本書では、イタリアを中心に欧州におけるデザインの潮流を概観しながら、デザイン・ドリブン・イノベーション/意味のイノベーションの考え方や具体事例、方法を詳細に解説する。著者の安西洋之氏はモバイルクルーズ株式会社代表取締役。ミラノと東京を拠点にビジネスプランナーとして多くのデザインプロジェクトに参加している。八重樫文氏は立命館大学経営学部教授で同大学デザイン科学研究センター長。

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