梶井 厚志 著 | 日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) | 232p | 850円(税別)

1.こぶ取り爺さん 「偶然」を法則と勘違い
2.浦島太郎 「機会費用」から幸不幸をとらえる
3.舌切り雀 選ばせることで相手に記憶させる
4.竹取物語 主導権を与えて断る
5.桃太郎 話に枝葉をつけたほうが理解が進む
6.わらしべ長者 ものの交換価値を考える
7.持参金 貨幣価値とネッティング
8.百年目 遊びをゆとりと見るか、無駄と見るか
9.千両みかん 需要と供給、そして交渉
10.大山詣り コミットメントとシグナリング
11.はてなの茶碗 確率と期待収益
12.井戸の茶碗 正直者の経済学

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「桃太郎」「浦島太郎」など古来から語り継がれてきた、誰もが知る昔話、あるいは江戸時代以降に作られ人々を楽しませてきた(古典)落語のストーリーには、今も変わらぬ人間の行動心理や倫理・思考パターンが刻み込まれている。本書では、その昔話や落語のストーリー全体や登場人物たちの心理・思考・行動、やりとり、そしてそこから得られる教訓などを、経済学的に分析。「もし……だったら」といった仮定と推測、作品そのものの現代での受け取られ方なども含め、昔話と落語それぞれ6作品ずつを自由に論じている。著者は京都大学経済研究所教授。ゲーム理論での行動パターンを「戦略的思考」と位置づけた数式を使わない解説や、教養に富んだ執筆に定評がある。なお、本書はダイヤモンド社の無料広報誌『経』に2007年から2011年にかけて連載された「コトバの戦略的思考」に著者が加筆修正したものである。

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