原題:Future War | Robert H. Latiff 著 | Knopf | 208p

1.戦争の新しい顔
2.ここまでにたどってきた道
3.未来の戦争が兵士に与える影響
4.社会と軍隊
5.ここからどこへ向かうのか

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

ダイナマイトや原子力技術など、時代の先端的な技術には軍用と平和利用の両面があることが多かった。インターネットや電子レンジが軍事用に開発された技術が元になっていることもよく知られている。では、現代の最新技術、たとえばAIやIoT、バイオテクノロジーはどうだろう。実はすでにそうした画期的な技術を駆使した「未来の戦争」の準備は進められているようなのだ。本書では、そうした「未来の戦争」はどういうものになるのか、兵器や兵士、戦場はどのように変わるのかをリアルに描き出している。そして、それらが凄惨な結果をもたらす危険性に警鐘を鳴らすとともに、今から私たちがすべきことを提言している。著者はアメリカ空軍の退役少将であり、現在はコンサルタントとして企業、大学、政府機関を対象に先端技術についてアドバイスを行っている。

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