【海外書籍】組織のダイバーシティへの処方箋
配信ダイジェスト
2017.10.12

原題:Reinventing Diversity | Howard J. Ross 著 | Rowman and Littlefield Publishers | 304p
序.パーソナル・ジャーニー
1.なぜ重要なのか
2.プログラムのほとんどが成功していない理由
3.背景にあるもの
4.コミュニティの難問
5.ダイバーシティの背景を明らかにする
6.第1のパラダイムシフト
7.第2のパラダイムシフト
8.ミーム、自己、私
9.ダイバーシティへの理解を深める
10.「わからないか? これはシステムなんだ!」
11.組織内コミュニティの八つの基本原則
12.うまくいく制度を作る
13.壁は崩せる
14.これまでとは違う帰り道
1.なぜ重要なのか
2.プログラムのほとんどが成功していない理由
3.背景にあるもの
4.コミュニティの難問
5.ダイバーシティの背景を明らかにする
6.第1のパラダイムシフト
7.第2のパラダイムシフト
8.ミーム、自己、私
9.ダイバーシティへの理解を深める
10.「わからないか? これはシステムなんだ!」
11.組織内コミュニティの八つの基本原則
12.うまくいく制度を作る
13.壁は崩せる
14.これまでとは違う帰り道
【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。
「ダイバーシティ推進室」が設置されるなど、多くの日本の企業に「ダイバーシティ」という用語がすっかり定着してきているようだ。日本では「女性活躍」と同義に使われることも多いが、本来ダイバーシティ(Diversity)は「多様性」を意味する英語である。性別のほか、人種、民族、宗教、身分、ジェンダーアイデンティティ(LGBT)などのマイノリティ(少数派)の差別や偏見を排し、同等の権利を担保。多様性の中から新たな価値を見出すという概念である。移民国家である米国では四半世紀以上前から取り組まれており、各企業の共通課題にもなっている。ところが本書によれば、実際は思うように進んでいない。そこで企業などの組織でダイバーシティを実現するのに何が必要か、経営者が、そして一人ひとりがどのように行動すべきかを論じたのが本書。差別や偏見を「是正」するのではなく、ダイバーシティを「作り出す」方向で論を進めている。著者はダイバーシティとインクルージョン(受容)に力点を置くコンサルティング会社「Cook Ross」の創設者。
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