岩本 晃一/井上 雄介 編 著 | 日刊工業新聞社 | 212p | 2,000円(税別)

1.中小企業へのIoT導入の難しさ
2.中小企業がIoTをやってみた
3.IoTでここまでできる
4.中小企業がIoTを導入・活用するために

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

IoT(モノのインターネット;Internet of Things)という言葉は、AI(人工知能)、ビッグデータなどとともに、時代を切り拓く最新のテクノロジー用語としてもてはやされている。企業としても、製造業を中心に、生産性を高めるために導入・活用を推進すべしとの気運が高まっているようだ。しかしながら、そもそもIoTとはどういうものであり、具体的に何に役立つのか、どうやって導入すればいいのか皆目見当もつかない、と困惑する経営者やIT担当者が、とくに中小企業に多いのではないだろうか。本書では、実際にIoT導入に取り組んだ中小企業の事例をもとに、それらの懸念に応える。編著者の一人である岩本晃一氏が主宰する「IoTによる中堅・中小企業の競争力強化に関する研究会(IoT研究会)」に参画する4社の事例とともに、同研究会の成果として中小企業のIoTに関する議論を紹介。岩本氏は独立行政法人経済産業研究所上席研究員で、もう一人の編著者・井上雄介氏は同研究所リサーチ・アシスタント。本文中事例紹介の抜粋は、正田製作所代表取締役会長の正田勝啓氏と同社技術部開発課技師の元木常雄氏へのインタビューからのものである。

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