原題:Das Merkel-LexikonAndreas Rinke 著 | Zu Klampen | 449p

孤立政策/AfD・ペギーダ/スキャンダル/アルコール/年齢/この道しかない/就任宣誓/任期/アンデス協定/不安/要求/反ユダヤ主義/原動力/拍手喝采/仕事日/非対称的無力化/脱原発/忍耐力/外遊/外見/外交/待ちの姿勢/緊縮財政/自動車/一般党員/バイエルン/顧問/シルヴィオ・ベルルスコーニ/職業/自宅保育手当/聖書/ビール/教育/ブレザー/ヤン・ベーマーマン/眼鏡/本/連邦州/連邦大統領/連邦議会/市民/オフィス/ジョージ・W・ブッシュ/CASTORコンテナ/CDU/中国/キリスト教/CSU/下半身のない女/感謝 他、全350見出し語

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2005年にドイツ首相の座についたアンゲラ・メルケル氏。以来12年にわたる長期政権を維持し、2017年9月の連邦議会選挙(下院選)でも勝利、4選を果たした。同選挙では得票数が伸びず、連立の組み直しを余儀なくされることから今後の政権運営に暗雲が立ち込めているという見方もある。しかし、批判はあるものの、メルケル首相の外交手腕や環境政策、産業振興、難民対策などが国内外で高く評価されているのは確かだ。また、ドイツとメルケル首相には、イギリスの離脱などにより求心力低下が懸念されるEU(欧州連合)の要としての役割も期待されている。本書では、メルケル首相の政策や思想、行動、人となりなどを、辞典形式で大解剖している。さまざまな分野の350にわたる見出し語のもと、間違いなく今後の世界情勢の鍵を握る「ドイツのお母さん」の素顔を明らかにする。著者は首相就任時からメルケル氏を追い続けるジャーナリスト。本書はその取材の集大成だという。

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