ウィリアム・ダガン 著 | 児島 修 | ダイヤモンド社 | 264p | 1,500円(税別)

1.もっとも「深い答え」を生みだす
2.それは「忘れた」ころにやってくる
3.「思考の燃料」を蓄積する
4.「脳のプラグ」をすべて抜く
5.脳が一瞬で「スパーク」する
6.「考えるだけ」で終わらせない
7.すべての「ムダな思考」をやめる
8.全部を「マップ」にする
9.「良い質問」がすべてを変える
10.「1パーセント」の時間を使う
付録1 「超、思考法」ツールキット
付録2 人生戦略マップ

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

古代ギリシアの数学者アルキメデスが「エウレカ!」と叫んだエピソードを引き合いに出すまでもなく、頭の中に脈絡なく突然アイデアがひらめく現象はよく知られている。社会のあり方を大きく変えるような発見やイノベーションのきっかけが、そうした「ひらめき」だったというエピソードも、数多く挙げられるだろう。本書では、そうした「突然のひらめき」が起こるメカニズムを「第7感」と名づけ、詳しく論じている。通常ひらめきは「第6感」と表現されることが多いが、本書では、第7感をまったく新しいアイデアをもたらすものとして、それとは区別。第7感によるひらめきは自然発生するものでコントロール不能だが、それを起こしやすくするための方法を実践的に解説する。また主な事例として、スターバックスを世界的なコーヒーショップチェーンに育て上げたハワード・シュルツ氏の「第7感」を取り上げている。著者はコロンビア大学ビジネススクール上級講師で、同校での「第7感」についての講義が人気。

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