マット・タイービ 著 | 神保 哲生 | ダイヤモンド社 | 468p | 1,800円(税別)

1.大錯乱時代の予言ふたたび
2.見世物小屋と化した共和党の指名争い
3.愚か者たちが一斉に檻から出てきた
4.共和党は被害妄想白人の党になった
5.サンダース現象とは何か
6.共和党サーカス団の暴走は続く
7.バカなアメリカ人にはニュースがまともに理解できない
8.もはやトランプの爆進を止めるには手遅れだ
9.アメリカ富裕層の愚民感情
10.アメリカはいかにしてトランプの暴走を助けたのか
11.バカの逆襲
12.ヒラリーを見捨てた若者たちの判断は正しかった
13.共和党よ、安らかに眠れ
他、全25章


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

全世界に衝撃を与えた2016年11月の米国大統領選挙の結果を受け、2017年1月に共和党のドナルド・トランプ氏が米国第45代大統領に就任してから1年が経過した。米CBSテレビが2018年1月18日に発表した同大統領の支持率は37%。ロナルド・レーガン第40代大統領から数えて歴代最低の数字となった。この1年間、政権内人事は混乱を極め、米国経済は好調なものの、とくに目立った成果を上げられていない状況だ。本書では、大統領候補としてトランプ氏を選出した共和党の予備選挙から米国全土を回り取材したジャーナリストが、選挙戦の推移を追いながら「トランプ現象」を出現させた米国社会の変化を解き明かしている。著者は雑誌『ローリングストーン』の人気辛口コラムニストとしても知られる米国出身の作家、ジャーナリスト。なお、本書では、邦訳にあたり著者が『ローリングストーン』に書いた、選挙後についてのコラムを追加収録している。

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