Rachel Botsman 著 | LID Publishing Ltd. | p72-75


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シェアリングエコノミー(共有型経済)やSNS、オークションサイトといったプラットフォームの広がりにより、企業と個人よりも個人同士がやりとりや取引をするケースが増えてきた。これらのプラットフォームは、従来ほど責任の所在が明確でないケースが多く、大小のトラブルが発生するのは避けられない。それでも、実際には責任の所在が不明瞭なまま「信用」して使用する人が大多数のようだ。本記事では、こうした現状や構造を明らかにしながら、新しい時代の「信用」のあるべき姿を探っている。筆者のレイチェル・ボッツマン氏はビジネスコンサルタントで、元クリントン財団理事長。2010年の共著『シェア 〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略』(NHK出版)は、共有型経済の席巻を予見し、世界的ベストセラーとなった。本記事は、筆者の近著『Who Can You Trust?』(未邦訳)の第4章をベースにしている。

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