M.ラマヌジャム/G.タッケ 著 | 山城 和人 監訳  渡部 典子 | 中央経済社 | 256p | 2,600円(税別)

1.イノベーションの収益化にまつわる問題
2.収益化を成功させるための9つの原則
3.プライシングの成功事例


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

現代の企業が生き残るための重要な条件に「イノベーション」がある。しかし、その成功率は高くない。本書の二人の著者と監訳者が所属するサイモン・クチャー&パートナーズの2014年のレポートによると、日米独など37カ国1,615社による過去5年間の新商品のうち72%が失敗に終わっている。本書では、そうした失敗には4つのパターンがあると分析。それらを診断、回避するには「価格を中心に据えた商品開発」が必要と主張し、ウーバーやP&Gなど多数の成功事例や失敗事例を交えながら、イノベーション収益化の原則について詳しく解説している。著者のラマヌジャム氏は、サイモン・クチャー&パートナーズの取締役兼パートナーで、タッケ氏は同社CEO。同社は1985年創設の戦略、マーケティング、プライシング、セールスの4分野に特化したグローバル・コンサルティングファームである。

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