稲田 将人 著 | ダイヤモンド社 | 432p | 1,800円(税別)

1.企業における参謀とは、どういう存在か
2.なぜ、参謀機能が必要になるのか?
3.参謀の基本姿勢とマインドセット
4.戦略とは何か
5.問題解決の基本は、MECE×ロジックツリー+仮説思考
6.必修の経営知識と実践知
7.組織のPDCAを正しく起動し、事業運営力を磨き続ける
8.人間の「業」に対処する


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

成長を続ける優良企業には、経営トップを補佐する有能な「参謀役」が存在することが多い。経営企画室や経営戦略室といった参謀機能を果たす部署が設けられているケースのほか、社内で人望の厚い役員や腕利きの部長などの幹部社員がその役割を担うこともある。本書の著者は、参謀役がいるといないとでは、企業のパフォーマンスに天と地ほどの差が出ると指摘する。では、プロフェッショナルな参謀として企業の成長に貢献するには、どんな能力とマインドが必要で、具体的に「何」をどのようにすればいいのか。本書では、著者の実務における事業の立て直しや経営コンサルタントとしての経験をもとに、「実際に起きたこと、起きていること」に基づき、日本企業の実態に則した「参謀」のあるべき姿、するべき仕事を描いている。著者は、豊田自動織機製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニー等を経て、現在は株式会社RE-Engineering Partners代表。著書に『戦略参謀』(ダイヤモンド社)、『PDCAプロフェッショナル』(東洋経済新報社)等がある。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。