Liz Mellon 著 | LID Publishing Ltd. | p20-23


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企業が持続的に成長するためには、従業員が高いモチベーションのもと、創造性を発揮できる、健全な社内カルチャーが存在するのが理想だろう。だが、とくに組織が大きくなるほど、理想の実現からはほど遠い、問題のあるカルチャーが醸成されていることも多い。中でも警戒すべきなのは、「恐怖(fear)」のカルチャーである。全体の方針や指示、トップやリーダーの行動などに対し、現場の従業員が恐怖や怒りなどのネガティブな感情を抱きやすい組織は、成長どころか経営の危機をも招きかねない。人材が萎縮し、そのポテンシャルを生かすことができないからだ。本記事では、そんな職場に広がる「恐怖」のカルチャーの正体に迫り、それを消滅させるためのヒントを提供している。「恐怖」の原因となるのは、短期主義、完璧主義、主知主義、闘争主義、階層主義という五つのカルチャーのようだ。筆者は「Dialogue」誌編集長。

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