渡邉 泰彦 著 | 鹿島出版会 | 302p | 2,600円(税別)

1.若きモーゼス
2.モーゼス大奮闘
3.州につづいて市の公園事業も掌握
4.交通網整備
5.黄金期
6.マンハッタン都心部の青写真
7.住宅供給事業
8.モーゼスの苦悩
9.潰えた夢
10.モーゼス再評価の動き


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

米国ニューヨークを「世界一の大都市」と言うのにはばかる人はほとんどいないだろう。だが、この巨大都市のインフラを整備し、現在の姿に作り上げた最大の功労者の名を知る人は、それほど多くないのではないか。その功労者とは、ロバート・モーゼス(1888-1981)である。本書はその生涯と業績をたどる評伝。モーゼスは、市長や州知事になることもなく、ニューヨーク州やニューヨーク市の職員、あるいは複数の公社のトップとして、公園や道路、橋梁、公共施設などの建設計画を推進し、都市機能を整備した。ロングアイランドのジョーンズ・ビーチをはじめとするいくつもの州立公園や、市内と郊外を走るパークウェイ(眺望のよい高速道路)、トライボロー・ブリッジ、そして国連本部、リンカーンセンターなどはすべてモーゼスの功績だ。本書では、貧民街にブルドーザーを入れるなどの強引な手法が批判されるといった負の側面も検証しつつ、知られざる同氏の思想や素顔にもスポットを当てる。著者は三菱地所で丸の内再開発事業に携わった後、アーバンランド・インスティチュート・ジャパン会長などを歴任。現在は慶應義塾大学ビジネススクール顧問などを務める。

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