ジャレド・ダイアモンド/ジェイムズ・A・ロビンソン 編 著 | 小坂 恵理 | 慶應義塾大学出版会 | 320p | 2,800円(税別)

プロローグ(ジャレド・ダイアモンド/ジェイムズ・A・ロビンソン)
1.ポリネシアの島々を文化実験する(パトリック・V・カーチ)
2.アメリカ西部はなぜ移民が増えたのか(ジェイムズ・ベリッチ)
3.銀行制度はいかにして成立したか(スティーブン・ヘイバー)
4.ひとつの島はなぜ豊かな国と貧しい国にわかれたか(ジャレド・ダイアモンド)
5.奴隷貿易はアフリカにどのような影響を与えたか(ネイサン・ナン)
6.イギリスのインド統治はなにを残したか(アビジット・バナジー/ラクシュミ・アイヤー)
7.フランス革命の拡大と自然実験(ダロン・アセモグル/ダビデ・カントーニ/サイモン・ジョンソン/ジェイムズ・A・ロビンソン)
あとがき 人類史における比較研究法(ジャレド・ダイアモンド/ジェイムズ・A・ロビンソン)


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

将来予測や意思決定にあたり「歴史」から多くのことを学べる。ただし、歴史の欠点の一つは、正確な検証が難しいところにある。「すでに起きてしまったこと」を対象とするがゆえに、自然科学のように「実験」ができないからだ。しかし、「自然」を対象に、観察された異なるシステムの統計分析を行い比較することで因果関係を見出す「自然実験」が、歴史研究に使われることも増えてきているという。本書は、歴史学、考古学、経済学、経済史、地理学、政治学など幅広い専門家たちが、幅広いテーマのもと自然実験の手法で分析した論文集。計量データの統計分析に加え、ナラティブ(叙述的)な分析についても紹介されている。編著者のジャレド・ダイアモンド氏はカリフォルニア大学ロサンゼルス校教授で、進化生物学、生理学、生物地理学が専門。著書『銃・病原菌・鉄』はピュリッツァー賞を受賞した。ジェイムズ・A・ロビンソン氏はシカゴ大学公共政策大学院教授で、政治経済学、比較政治学を専門とする。なお、ダイジェストではダイアモンド氏による第4章を中心に取り上げた。

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