Graham Hogg 著 | LID Publishing Ltd. | p72-73


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

子どもの頃からインターネットやPCがあった、いわゆる「デジタルネイティブ」の世代が、そろそろ企業内で重要なポジションにつき始める頃だ。これは世界的な現象であり、米国ではその世代(1980年代から2000年初めまでに生まれた人たち)は「ミレニアルズ」と呼ばれ、その独特な価値観や行動特性が話題になることが多いようだ。本記事では、ひとりでPCやスマホの中に閉じこもりがちと思われることの多いミレニアルズが、実はコラボレーション、しかも多様な人たちとの協働を好むことを指摘。そして、この指向性こそが、企業に「データ駆動型」のカルチャーを醸成するのだという。不確実な時代の企業経営には、高度なデータ解析を元にした意思決定が欠かせない。その意味で、ミレニアルズの存在は現代の米国企業に欠かせないものとなっているのだ。本記事では、日本企業にも応用可能な、若手世代をこれからのデータ重視の企業経営に役立てる術を解き明かしている。筆者はConnectworxsの共同創業者兼CEO。同社はデータを社内の価値に結びつける活動を展開している。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。