原題:Perjalanan Inspiratif Djoko Susanto Mendayung Bisnis Ritel Dari Warung Menuju Alfamart | Alberthiene Endah 著 | PT. Gramedia Pustaka Utama | 531p

1.商売人の家に生まれて
2.学業の道絶たれる
3.仕事の世界へ
4.店を持つ、そして結婚
5.タバコ業界へ
6.リリアナ
7.新たな一歩
8.プトラ・サンプルナ氏との出会い
9.サンプルナの人間になる
10.二つの船を操る
11.新しいアイディア
12.アルファマート誕生!
13.プトラ氏も参入
14.大揺れの1年
15.前を向いて歩き続ける
16.最善の道
17.究極の平穏
18.人生を謳歌する


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本のコンビニ大手のセブンイレブンはアジア進出を進めているが、唯一、攻めあぐねている国がある。インドネシアである。同国では、日本のコンビニに相当する自国のミニマーケットが発達しており、外国勢を寄せつけないのだ。とくにジャカルタ発祥の「アルファマート」は大きく勢力を伸ばしている。本書は、そのアルファマートを立ち上げ、成功に導いた経営者、ジョコ・スサント氏の自伝。貧しい中国移民の子として生まれてから、タバコの販売でのし上がり、アルファマートを中心とする小売事業を軌道に乗せて引退するまでの波乱の人生と、自身の経営哲学を語り尽くしている。機敏にチャンスをつかみ、数々の逆境を乗り越えた同氏の行動の裏には、親兄弟などの家族が育んだ、豊かな「愛情」があった。著者は自伝を数多く手がけるライター・ジャーナリスト。なお本書は、一人称を「私」として自伝形式で書かれている。

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