牧野 洋 著 | イースト・プレス(イースト新書) | 223p | 861円(税別)

1.すごい福岡とすごいアメリカ西海岸
2.住みやすさがすごい―人口増加率日本一の秘密
3.起業家がすごい―日本のシリコンバレー
4.イノベーションがすごい―有機ELとバイオ
5.都市戦略がすごい―「日本のシアトル」を目指す
6.多様化がすごい―「人種のるつぼ」の可能性
7.エンターテインメントがすごい―音楽・映像の拠点


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

大きなポテンシャルを持つ都市として今「福岡」が注目されている。住みやすく、起業が盛んで、グローバルな福岡は、シリコンバレーを擁する米国西海岸に似ていると本書の著者は指摘。その上で、数々のITグローバル企業を生んだ西海岸が米国経済を救ったように「福岡が日本を救う」という仮説を提示する。本書では、さまざまなデータや事実、福岡市や福岡を拠点とする九州大学の取り組み、起業やイノベーション事例などを詳しく紹介しながら、福岡のパワーと可能性を検証。その際に、シリコンバレーやシアトル、ハリウッドなど米国西海岸との比較をふんだんに盛り込んでいる。著者は、元日本経済新聞記者でニューヨーク特派員や編集委員を歴任したジャーナリスト。2008~13年はカリフォルニア在住、2013~16年は福岡に居住していた。

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