江田 健二 著 | エネルギーフォーラム | 200p | 1,400円(税別)

1.ブロックチェーンは、ビジネスにおいて何を実現してくれるのか?
2.新たに生まれる100兆円市場急激な変化の渦中にあるエネルギー産業
3.ブロックチェーンとエネルギーの可能性、そして越えるべき壁
4.ファーストステップ:コスト削減、スピードアップ、そしてビットコイン
5.セカンドステップ:業界の垣根を越えて生まれるビジネスモデル
6.サードステップ:35年前の予言 エネルギービジネスの主役交代
7.日本から世界へ 果敢に挑戦する企業


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

仮想通貨ビットコインの中核技術であるブロックチェーン。インターネット以来の発明とも言われるこの先端技術は、実は「エネルギー」の分野との親和性が高いという。現在進行中の取り組みを知れば、他領域も含め、ブロックチェーンがどのように社会を変えていくのか、その未来図を垣間見られるだろう。本書では、ブロックチェーンの利点とエネルギー業界の課題を整理した上で、具体的にどのように両者を結びつける取り組みが行われているか、世界中の多数の事例を紹介しながら解説。各国政府や国際機関、特定の企業などのコントロールを受けず、分散的、自律的な信用性の高いデータのやり取りを可能にするブロックチェーンは、とくに再生可能エネルギーの個人間取引などに活用できる。巨大エネルギー企業を中心とした供給システムが大きく変わる可能性があるのだ。本書の著者、江田健二氏は一般社団法人エネルギー情報センター理事。自ら起業した、環境ビジネス/CSRコンサルティングを行うRAUL(ラウル)株式会社の代表取締役も務める。

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