山本 秀樹 著 | ダイヤモンド社 | 320p | 1,800円(税別)

はじめに 資産も実績もゼロの大学に、なぜ世界中から学生が殺到するのか?
序.ミネルバ大学創立者、ベン・ネルソンの物語
1.なぜミネルバ大学は、ゼロからの立ち上げに成功したのか?
2.なぜミネルバ大学は、「最高の教育を、適正な価格で」実現できたのか?
3.なぜ実績ゼロの新設大学に、世界のエリートが集ったのか?
4.ミネルバ大学は、本当に教育に革命をもたらせるのか?
5.ミネルバは日本でどのように展開したのか?


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世界のエリート教育に“異変”が起きている。教育業界では無名の起業家が2014年に創立した大学に、ハーバードなどの名門校を辞退してまで入学する学生が出てきているのだ。ミネルバ大学である。自前の校舎はなく、独自の教育をすべてオンラインで提供。全寮制で学生は4年間に世界7都市に移り住む。本書では、そんな従来の大学からすれば異例づくめのミネルバ大学について、設立の経緯、教育理念とカリキュラム、教育手法、入学システムなどを詳細に紹介。そこからは、「21世紀最初のエリート大学」「高等教育の再創造」をめざし、既存の大学が抱える諸問題の解決に挑む同大学の出身者が今後世界をどのように変えていくかをうかがい知ることができる。著者は、東レ、住友スリーエム(現・3Mジャパン)などを経て、2014年に独立。自らコンタクトし、ミネルバ大学の日本連絡事務所代表を務める。2017年からは代表を辞し「Dream Project School」を立ち上げて「教育の再創造」というミッションを多くの人に届けるべく活動を続けている。

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