スコット・ギャロウェイ 著 | 渡会 圭子 訳 | 東洋経済新報社 | 456p | 1,800円(税別)

1.GAFA――世界を創り変えた四騎士
2.アマゾン――1兆ドルに最も近い巨人
3.アップル――ジョブズという教祖を崇める宗教
4.フェイスブック――人類の1/4をつなげた怪物
5.グーグル――全知全能で無慈悲な神
6.四騎士は「ペテン師」から成り上がった
7.脳・心・性器を標的にする四騎士
8.四騎士が共有する「覇権の8遺伝子」
9.NEXT GAFA――第五の騎士は誰なのか
10.GAFA「以後」の世界で生きるための武器
11.少数の支配者と多数の農奴が生きる世界


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

頭文字をとりGAFAと並び称されるグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン。言わずと知れた世界の富を独占するIT系巨大企業だ。この“四騎士”は他企業をすでに蹴散らし、多領域で互いに競い合っている。いずれもアナログのインフラで差別化を図り、人間の思考や感情、欲望を巧みに攻める。本書では、我々の生活を革新的に豊かにする反面、プライバシーの扱いや政府・司法との関係などの問題を抱える四騎士の戦略や深層にある狙いなどを比較しながら掘り下げる。ダイジェストでは、その中の「A」アップルを中心に紹介。アップルはテクノロジー企業を脱し、「高級品」を扱う企業として存続を図っているようだ。著者はニューヨーク大学スターン経営大学院教授。同校MBAコースでブランド戦略とデジタルマーケティングを教える。これまでに9社を起業した他、ニューヨーク・タイムズ、ゲートウェイ・コンピュータなどの役員を歴任している。

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