ユヴァル・ノア・ハラリ 著 | 柴田 裕之 | 河出書房新社 | 288p | 1,900円(税別)

6.現代の契約
7.人間至上主義革命
8.研究室の時限爆弾
9.知能と意識の大いなる分離
10.意識の大海
11.データ教


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

壮大かつ衝撃の未来を導き出し、世界35カ国以上で400万部を突破した本書『ホモ・デウス』。終盤にかけて怒涛のように展開されるのは、今後数十年に登場するであろう2種類の新しい「テクノ宗教」による支配。その一つ「データ教」に翻弄されるサピエンスは地球上の支配権を守りきれるのか。大ベストセラー『サピエンス全史』(原書は2011年刊行)の著者による本書は、歴史学、人類学、社会学、政治学、脳科学など多様な領域を駆使しながら、「人類が“神”へのアップグレードをめざす未来」を大胆かつ冷静に論じている。上下巻の下巻である本書では、いよいよテクノロジー進化の末に人類に訪れるであろう「テクノ人間至上主義」「データ教(データ至上主義)」という二つの新しい宗教がもたらす未来像を展開する。ヘブライ大学で歴史学を教えるイスラエル人歴史学者の著者は、オンライン上の無料講義も行い、多くの受講者を獲得している。

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