清水 勝彦 著 | 東洋経済新報社 | 324p | 1,800円(税別)


1.意思決定にかかわる機会損失
2.意思決定プロセスにかかわる機会損失
3.後悔と機会損失
4.機会損失を最小化するために


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

綿密な情報収集と精緻なデータ分析のもと、しっかりとした「中長期計画」を立案したものの、想定外の原因から実行できなかったり、計画に縛られるあまりみすみす新しいチャンスを逃したり、といった「経営戦略の失敗」は珍しくないのではないか。こうした「機会損失」を防ぐには、発想の転換が必要だ。本書では、目先の利益の追求、無意味な慣習、心理的バイアスなどから無駄な時間やコストを費やし、得られる可能性のあった成果や利益を逃してしまう「機会損失」をさまざまなケースにおいて分析。環境変化に対応し着実に「実行」できる戦略策定、意思決定の方法について、多数の理論や事例をもとにアドバイスする。著者は慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。戦略コンサルタントから研究者に転じ、組織変革、戦略実行、M&Aを専門とする。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。