Life After Google: The Fall of Big Data and the Rise of the Blockchain | George Gilder 著 | Gateway Editions | 256p

プロローグ バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド
1.この本を盗まないで
2.グーグルが構築した「世界システム」
3.グーグルのルーツと信条
4.「無料で完結する世界」の終焉
5.「クリプトコズム」の法則
6.グーグルのデータセンターがもたらした衝撃
7.「情報の並列処理」という発想
8.マルコフとミダス
9.ライフ3.0
10.1517ファンド
11.ビットコイン強盗
12.ファインディング・サトシ
(他、全23章)


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

現代において世界の富と情報が数社の巨大IT企業に集中している事実は、しばしば指摘される。とりわけ大規模なビッグデータによる「世界システム」を構築するグーグルの動きは注視される。しかし、ここにきて「グーグル支配」に終焉の兆しが見えるという。その鍵は「ブロックチェーン」にあるというのだ。本書では、現在のグーグルが抱える問題点やその方向性の限界、リスクなどをさまざまな側面から分析。その上で、ブロックチェーンやVR技術などを基盤とするシステムによる、まったく新しい「グーグル後」の未来を構想する。著者のジョージ・ギルダー氏は米国出身の経済学者および未来学者。リチャード・ニクソン、ロナルド・レーガンなどのスピーチライターを経て研究者へと転身。著書にベストセラーとなった『富と貧困』(NHK出版)、『テレコズム』(SBクリエイティブ)、『テレビの消える日』(講談社)などがある。

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