西 泰宏/天外 伺朗 著 | 内外出版社 | 239p | 1,500円(税別)

1.社員が「死に場所」として選ぶ会社
2.日本型企業経営
3.「Z理論」と「フロー経営」
4.人類の進化、社会の進化、企業の進化
5.帰郷すると、そこは「暗い会社」だった
6.経営理念は「社員が幸せになるため」にある
7.対話と気づきを積み上げる 大家族主義経営の道のり
8.社員一人ひとりが、ドラマの主人公
9.月曜でも、病気でも、早く会社に戻りたい!
10.ともに成長し合える関係に! 手間暇かける本気の教育


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

年功序列、終身雇用等を前提とした「大家族主義」の日本型経営が変わってきている。欧米型の「個人主義」へのシフトではない。これまでとは違うタイプの大家族主義への回帰である。経営者向けのセミナー「天外塾」を主宰する天外伺朗氏らは、そうした新タイプを「人間性尊重型大家族主義経営」と名づける。本書では、天外伺朗氏が企画委員長を務める「ホワイト企業大賞」の選考過程で発見された「人間性尊重型大家族主義経営」について天外氏自らが理論的に解説。その上で、第3回「ホワイト企業大賞」受賞者で、この新タイプ発見のもとになった西精工株式会社の西泰宏・代表取締役社長が、自社の改革の歩みとその成果を詳しく語っている。西社長は広告代理店勤務を経て1998年に西精工に入社、2006年に代表取締役社長に就任。「日本経営品質賞」など数多くの経営賞を受賞している。天外氏は1964年から42年間ソニーに勤務し、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所所長兼社長などを歴任。現在はホロトロピック・ネットワークを主宰している。

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