矢部 正秋 著 | PHP研究所(PHP新書) | 266p | 900円(税別)

1.広く深く情報を収集する
2.情報の真偽を吟味する
3.状況の全体を俯瞰する
4.人間の本性を見きわめる
5.時間軸で将来を見通す
6.「多彩なオプション」を創り出す


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

私たちは日々、大小さまざまな「問題解決」をしなければならない場面に遭遇する。そのときに、感覚的に、あるいは限られた情報や常識にとらわれて、深く考えずに「即断」したりはしないだろうか。最善の判断をし、よりよく生きるには、ビジネス現場で百戦錬磨のプロ弁護士の手法が役立つかもしれない。本書では、ビジネス取引や国際取引を主に扱う弁護士である著者が仕事において心がけている、最善解を得るために使う「六つの視点」を解説。情報をどのように集め、活用し、将来へのさまざまなオプション(可能な選択肢)を集めるかを、自身が関わった事件や案件などのケース、過去の学者や歴史上のエピソードなどを例示しながら、具体的に解説している。著者はサラリーマン生活を経て弁護士登録。英米留学の後に東京で法律事務所を設立し、30数年にわたり黒字で経営してきた。現在は、2,500名超の法律家を擁する国際法律事務所との外国法共同事業に従事。

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