東海 友和 著 | プレジデント社 | 224p | 1,600円(税別)

1.小嶋千鶴子を形成したもの――その生い立ちと試練
2.善く生きるということ――小嶋千鶴子の人生哲学
3.トップと幹部に求め続けたもの――小嶋千鶴子の経営哲学
4.人が組織をつくる――小嶋千鶴子の人事哲学
5.自立・自律して生きるための処方箋
終.いま、なぜ「小嶋千鶴子」なのか?


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

国内巨大流通グループの一つ「イオン」。1969年にジャスコを設立した岡田卓也・現名誉会長が実質上の創業者と見なされるが、同氏を主に人事面で支えた実姉・小嶋千鶴子氏の知名度は高くない。だが小嶋氏は数々の先進的な取り組みにより“人事・組織専門経営者のレジェンド”とも呼ばれているのだ。本書は、専門経営者としてイオングループの成長に多大な功績を残した小嶋千鶴子氏の評伝。イオンに入社した者のみが手にできる小嶋氏唯一の著書『あしあと』のエッセンスを紹介しながら、その生い立ちと業績、人生哲学、経営哲学、人事哲学などを、小嶋氏の薫陶を受けた“愛弟子”である著者が説き明かしている。著者は現在、株式会社東和コンサルティングの代表取締役。岡田屋(現イオン)にて人事教育を中心に総務・営業・店舗開発・新規事業・経営監査などを経て、小嶋千鶴子氏の私設美術館の設立にかかわり、後に公益財団法人岡田文化財団の事務局長を務めた。

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