高津 臣吾 著 | 光文社(光文社新書) | 217p | 800円(税別)

序.二軍監督の仕事とは、何か?
1.育てる――育成には、プランが大切だと改めて知った
2.モチベーションを高めるために必要なこと
3.育てる組織
4.コミュニケーションが円滑な組織を生む
5.監督になって知る野球の奥深さ
6.僕が学んだ監督たち
7.二軍珍事件簿


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

プロ野球チームで注目されることが多いのは、レギュラー選手や監督だろう。だが、それ以外にも目立たないがチームを支える多数の選手やスタッフがいる。中でも「育成」の面で重責を担うのが「二軍監督」。厳しいプロの世界で一流選手を育て上げるその手腕は、あらゆる組織の人材育成のヒントにもなる。本書では、2017年シーズンに東京ヤクルトスワローズ二軍監督に就任した高津臣吾氏が、2年間の経験をもとに、二軍や二軍監督の役割、自らの指導方針や具体的な指導法、チームとしての若手育成の仕組みなどについて詳しく語っている。高津二軍監督の若手育成の基本的考え方は、思いっきりプレーして可能性を広げさせることだという。高津氏は元投手で、スワローズ、メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックス、韓国プロ野球、台湾プロ野球で活躍。その後は独立リーグ・新潟アルビレックスBCで選手兼監督としてチームを日本一に導き、2014年にはスワローズの一軍投手コーチに就任した。

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