原題:AMAZON | Natalie Berg, Miya Knights 著 | Kogan Page | 256p

1.アマゾンの世界
2.なぜアマゾンはありきたりの小売業者ではないのか
3.アマゾンプライムのエコシステム
4.小売の終焉がやって来る
5.ECだけでは成り立たない
6.食料品ビジネスへの参入
7.ホールフーズ・マーケット
8.自社ブランドという怪物
9.テクノロジーがもたらすフリクションレス・リテール
10.AIと音声認識
11.未来の店舗:デジタル化による顧客満足
12.未来の店舗:商取引から価値創造の場へ
13.小売というビジネス
14.ラストワンマイルのインフラストラクチャー
15.アマゾンは今がピークなのか?


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世界有数の巨大企業アマゾンを「ネット書店」と認識する人は今や希少だろう。さまざまな革新的戦略を打ち出し続ける同社は、もはや小売業の枠にも収まらない。はたしてどこに向かうのか。高級スーパー「ホールフーズ・マーケット」の買収から、同社の、そして小売業の未来を垣間みることができるのか。本書では、小売業界を大きく変革し、さらに小売業の枠を越えようとしているアマゾンの現在と未来を詳細に分析。イノベーションと多角化による成長の意味、実店舗とオンラインを連携・融合させる小売の成長戦略などを取っかかりに、「世の中に欠かせないインフラストラクチャー」をめざす同社の向かう先にスポットを当てる。とくに2017年の「ホールフーズ・マーケット」の買収を、その方向性を明確に示すものとして、その狙いを探っている。著者のナタリー・バーグ氏は小売アナリストであり、コンサルタント会社NBK Retailの創設者。ミヤ・ナイツ氏は、小売業におけるテクノロジー利用に関するアナリスト兼ジャーナリストで、Eagle Eye SolutionsのIndustry Insight責任者、雑誌『Retail Technology』のオーナー。

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